「限られた人のためのオーガニックは
私たちの目指す世界ではありません」

私たちはオーガニック食品に関わる仕事をしています。

それは一部の限られた人の特権としてのオーガニックではなく、おいしくて、安全で、できるだけ環境・社会負荷の少ない食材に〝誰しもがアクセスするできる世界〟を目指した取り組みです。

私たちの町には外国籍を持った人、長期滞在の人もいれば留学生や旅行者、多種多様な外国ルーツの人々がいます。

国や民族、年齢、性別、経済的な状況、障害があるかないかなどにかかわらず、オーガニックの食材を手にしてほしいし、おいしいを共有したい。

オーガニックを広めたいというその根底には、既存の仕組みの中で犠牲になってきた小さな声を見逃さずに本当の意味で健全な世界にしたいという想いがあります。
それは誰かを排除したり、命に順番をつけるような世界への抵抗なのです。

オーガニックを掲げながらも「日本人ファースト」というストレートな差別発言を選挙活動を通じて広めている政党と私たちの思うオーガニックは根底の一番大切な部分が違います。

すべての生きとし生けるものに健やかな食と暮らしがいきわたることを目指すオーガニックをこれからも私たちは広め続けます。

ナチュラルフーズドングリ 赤塚瑠美(京都)
すみれや 春山文枝(京都)

※ オーガニック食品に関わる仕事をしている方で、上記の声明に賛同してくださる方を募集いたします。
賛同していただける方は、7月14日までに、お名前、屋号、お電話番号、メールアドレス、都道府県を以下の連絡先までお知らせください。コメントも歓迎です。
donguriboya1115@gmail.com(赤塚)
haruyama@sumireya.org(春山)

7月15日以降に、賛同者の屋号(屋号がない場合はお名前)を掲載して、再投稿したいと考えています。