すみれやの夏休みは今日が最終日です。長いことお休みさせていただいて、ありがとうございました。この間、普段なかなかできないことを少しすることができました。
中でも、滋賀県高島市のおばあさんたちのところに、藁細工を教えてもらいにすみれや周りの何人かで押しかけたのは、夏休みだからこそできたこと。

これまでも何回かすみれやにおばあさんたちにきてもらってワークショップをしましたが、気づくとおばあさんたちの中で亡くなられたり、怪我をしたり、入院をしたり…という方々が出て来て、全体的に元気がなさそう…。まだまだ教えてもらいたいことがたくさんあるのに! 焦ります。


この日はおばあさんたちは来られないかもしれないと覚悟していたのですが、何人か参加してくださり、鍋敷きだけでなく、小さな箒の作り方も教えてもらいました。
この日におばあさんの一人から鍋敷きや箒を仕入れてきたので、ぜひ使ってみてください。しっかりとしているけれど、やさしい感触で、よい仕事をしてくれる道具たちです。


上の世代の方たちから、生活の知恵や、培ってきた技術、そして長い年月をかけて伝わって来た文化を引き継いでいきたいものです。現代社会がかかえる問題を解決するヒントがそういったところにあるように感じます。

では、明日からまたどうぞよろしくお願いします!(春)