10月の展示販売スペースは、「yanai reinaのうつわ展」です。シンプルに、ほぼ一つの釉薬で焼き上げた器たち。yanaiさんの花器などの曲線、ステキです〜。ちょっと足が高い小皿に和菓子とか置いたら雰囲気出ますね。

yanaiさんからのメッセージ。
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私の通っていた幼稚園の入園試験は、“先生のお話を聴いて、印象に残った所を粘土で表現する” というものでした。
どんなお話だったかは覚えていませんが、「羊のもこもこを表現する!」と強く思ったことは覚えています。
そして粘土の玉が山積みされた作品の前で、満足げに笑う写真が残っています。

それからのものづくりを振り返っても、つくることに対する姿勢はあまり変わっていないように思います。
作陶でも、その瞬間表現したいことを最優先にしているようです。

陶芸は、いくつもの工程があり、時間がかかり、思うようにいかないのですが、土と一緒に作り上げていっているような楽しさがあります。
その一端を感じ取っていただけたら幸いです。
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展示期間は10月27日(日)までです。途中で作品の補充があるそうです。それも楽しみ!
彼女は若い作家さん。これからどんな作家さんになっていくのでしょう。ぜひ独立初期のうつわを手に取ってご覧ください。
(春山)