3月から毎月、「Honey Antさんの乾物料理教室」を開催しています。私も毎回参加して、これまでワンパターンな使い方しかできていなかった乾物や雑穀料理を学び直しています。
これまで、打豆ハンバーグや、うるちあわとひじきのサラダ、切り干し大根とジャガイモの煮物、海藻スープ、醤油麹で炊くお稲荷さん、玄米ぼたもちなどを作ってきました。どれも簡単にできるものばかり。確実に、乾物料理の幅が広がっています。毎回旬のお野菜で簡単な副菜も作るので、それも参考になります。
昨日は、黒千石大豆入り醤油麹玄米ご飯(おにぎりにすると最高!)、粒そば団子、もちきびのスープ、切干大根ときゅうりの醤油麹漬け、キャベツとすみれ蕪の味噌オリーブオイル和えでした。粒そば団子は作り置きしておくともう一品ほしいときやお弁当に入れるのに便利。もちきびもスープに入れるととろみがついて、ポタージュのよう。切干大根は水で戻さず、直接調味料を入れていき、「そんなやり方があるのか〜」と目から鱗。これを家でやろう!と思うことがどんどん出てきます。
先月の料理教室のあとに私が目覚めたのは、醤油麹を使った料理です。麹に醤油を注いでおいておくだけの醤油麹。これがなかなかの優れものだったのです。煮物に醤油麹を入れるだけで、麹の甘みと醤油の塩気で煮物の味が決まるのです。素材の味を引き出す優しい味の煮物になります。簡単すぎで、そればかり(笑)。他の参加者も、醤油麹だけで味付けしたお稲荷のお揚げさんが、これまでお稲荷さんに興味を示さなかった子どもに大人気で、あれからもう2回も作りましたと言っていました。
すみれやのキッチンでみんなで料理をして、そのあと2階の広い部屋でゆったりとおしゃべりしながら、作ったお昼ご飯をいただきます。Honey Antさんが持ってきてくれるパンやお菓子、発酵調味料などを購入することもできます。
Honey Antさんはよい意味で適当な教え方をしてくれます。レシピも用意してくれますが、その時の状況や量の違いなどにも対応できる柔軟性な教え方をしてくださるのです。
参加者からの質問の数々にも、納得の説明。発酵に関する質問にも、わかりやすく説明してくださって、なるほど、なるほど〜。参加者のほとんどがリピーターになっていることからも、満足度の高さが伺えます。月一回の教室がほとんどリピーターの方で埋まってしまうので、今月から月2回開催することにしました。今週の土曜日(19日)にも、もう一度開催します。こちらはまだお席がありますので、興味がある方はぜひお申し込みください。
参加者の要望をもとに次のメニューが決まります。実は来月のメニューに関する話も昨日出ていました。お楽しみに〜。
(春山)