今年も京大農薬ゼミから省農薬みかんが届きました。
和歌山県海南市で1967年に17歳の男性が農薬中毒で亡くなったことをきっかけに、農薬ゼミの学生たちは代々地元の農家さんと協力してみかん作りに関わり続けて来ました。いかに農薬を減らしておいしいみかんを作ることができるかを学生たちは研究し、研究するだけでなくみかんの販売まで責任持って担っています。
.
.
ご覧の通り、大きさはバラバラ。皮が傷ついていたりと見た目もきれいではありません。でも味はしっかりと濃くて、なおかつ農薬をできるだけ使わないようにしているので、皮も安心して使うことができます。そんな貴重なみかんを水曜日から販売始めます。

農薬だけでなく、私たちの生活は様々な薬品に囲まれています。今週の日曜日にすみれやでお話ししていただく石永さんは、家づくりや住環境における問題に取り組んでおられます。私はお話をお聞きするのは初めてなのですが、石永さんを紹介してくださった方からお話を少し聞いただけでも衝撃でした。例えば私の大好きな畳も、実は農薬を染み込ませてある防虫シートが入っているそうです。こんなに知らず知らずのうちに農薬や薬品に晒されていたら、アレルギーなどの健康被害を受ける人が増えるのも必然だなぁと思ったりもします。
ということで、今週末の会でどんなお話が聞けるのか怖いような、楽しみのような…。まだお席は空いています。ぜひこの機会に皆さまもご参加ください。一緒に学びましょう。(春山)
.
住まいは第3の皮膚 〜快適で安心安全な住環境とは〜
https://sumireya.org/event/p3469/