11月のすみれや1階の展示販売コーナーは、幻燈舎 白井文子さんの「こぎん刺しのある暮らし」です。2019年10月30日(水)〜11月24日(日)の展示です。
白井さんより
「暮らしに寄り添えるようなふきんや卓上ほうき、巾着などを作りました。手刺しや手縫いなど手仕事の温もりを感じていただけたら幸いです。」
白井さんとは、2年前にすみれやでこぎん刺しを施したあずま袋を販売してからのお付き合いです。販売をしたのは多分それが初めてだったと思うのですが、それ以降、お勤めの傍ら地道に刺繍をし続けて、最近ではいくつかのお店で個展をしたりワークショップをしたりと活躍されています。
こぎん刺しは青森津軽地方の女性たちが麻の布を補強し、寒さから身を守るための手仕事だったそうです。それぞれの模様に意味があって、その説明も展示してあります。デザイン的にも洗練されています。こういった手仕事を引き継ぎ、伝えてくれる白井さんの仕事は本当に尊いなぁと思います。
すみれやにお買い物に来られる際は、ぜひこちらの展示もご覧になってくださいね。
(春山)