昨年12月に開催した住環境のあり方についてのお話会、第2回目です。
その家に暮らす人たちがより快適に、より健康に過ごせるよう、建築素材から徹底的に吟味し30年の間、家の設計をされて来られた石永節生さん。
福岡県南部のちくご地域で、NPO法人矢部川流域プロジェクトを立ち上げ、有機建築建材復活普及所の代表として全国でお話をされています。
食品には農薬や添加物、衣類には合成洗剤、家には新建材や合成塗料など、昔にはなかった薬剤によって今や「化学物質過敏症」という病名もあるほど、私たちの家や暮らしは脅かされています。
本来、日本伝統の建材、畳・漆喰・杉の木は、環境に優しいエコツールでした。古来から家の一部に使われ、人の健康を守る環境づくりに欠かせないものでした。
その何百年も使われてきた畳が、現代ではカビると言われ敬遠されるのはなぜでしょう?
ヒノキじゃなくて杉を勧めるのはなぜでしょう。
今の住宅メーカーの中で起きている建材の現状、ここだけの話もたくさんあります。
伝統的な本物のモノづくりを絶やさないために、NPO法人矢部川流域プロジェクトでは、合鴨農法の畳や月齢伐採の杉の木「すごすぎさん」、貝殻漆喰など、『家の中の空気を綺麗にする商品』も生まれています。
暮らしながら健康になっていくお家。
火災の時にも安全で安心な場所になる家。
そんな家の秘密を一緒に聞きませんか?
前回のお話会のとき「全部話そうと思うと、4時間はかかるんだ」とのお言葉をお聞きして今回は約4時間のお話会となりました。
長い時間ではありますが前回同様まったりとお茶をいただきながら
途中休憩をはさみ、進行させていただきたいと思います。
ご参加おまちしています。
日時:2019年5月9日(木)13:45~17:30(受付は13:30~)
参加費:2,000円(お茶付)
定員:15名(お子さま連れも可)
予約・お問合せ先:info@sumireya.org
※ イベント名、参加希望日、お名前、電話番号、メールアドレスをお知らせください。
※ 2〜3日経っても返事がない場合は、お手数ですが、すみれやにお問い合わせください。特に、携帯のメールアドレスからお申し込みの方はすみれやからの返信が届かないケースがありますので、ご注意ください。